地下構造探査に関するセミナー(2009/07/15)


日程:2009年7月15日(水)13:30-15:00
場所:理学部E館411号室
講師:(株)地球科学総合研究所 研究開発部
    阿部 進氏, 白石和也氏
話題:A. 地震波干渉法による地下構造イメージング技術の基礎(白石)
    B. 物理探査の視点から見た自然地震波による地殻構造イメージングの可能性(阿部)
    C. 地質構造形成過程の再現(砂箱アナログモデル実験)と3D弾性波動シミ ュレーション(白石)*
    (*当日の進行具合によって提供可)

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セミナー主催者の渡辺俊樹準教授(左)と講演者白石氏と阿部氏の2名、(株)地球科学総合研究所研究開発部部長高橋明久氏(手前右) 講師:阿部 進氏 講師:白石和也氏



セミナーに参加しての感想:

 セミナーでは反射法地震探査や地震波干渉法を用いた地下構造のイメージングに関して基礎的なところからシミュレーション結果や過去の観測・解析結果の事例を交えて説明して頂き、有意義なお話を伺うことができました。 反射法地震探査は資源探査や地下構造探査において長い歴史を持つ手法であり、地下構造のイメージングに一般的に使われるので、私の研究とも関連があり、非常に興味深かったです。地震波干渉法は受信点を受信点だけとして考えるのではなく、受信点からも地震波が発生するという仮想震源と考えるので、得たデータをうまく処理することで、より多くの情報が得られるのは面白く感じましたし、地下構造をより詳細に可視化できるこの技術をわかりやすく説明して頂きました。また、デコンボリューション処理や相互相関処理のような解析プロセスを経ることで、地下のイメージがより鮮明になっていくのを見て、データ解析の鮮やかさを感じました。今回のセミナーのように外部から先生をお招きして、ご講義を拝聴することは私自身の研究を多角的に視る力を養い、学問の広さや難しさ、楽しさを感じることができる良い機会であると感じました。あとは、私の研究にどのように還元するかを考えることで、このセミナーをより価値のあるものにできるのではないかと考えています。

地球惑星ダイナミクス講座 修士課程2年 山崎 賢志

 反射法・干渉法について、違いや方法など、さらに理解を深めることができました。 数式から理解することは難しかったですが、実際の構造探査の結果を見せていただき、イメージしやすかったです。 時間の都合上、白石さんのお話をすべて聞くことができず、残念に思いました。 地質j構造形成過程の再現に大変興味がありますので、ぜひともお話を聞かせていただきたいです。

地球惑星ダイナミクス講座 修士課程1年  鈴木友理

 企業で地下構造探査の研究している方の研究の話を僕は今回初めて聞きました。探査の基なる理論や手法の説明のところでは、地下構造を精度高く解明するために波形解析に工夫こらしていたり、様々な手法でアプローチなさっているということがよくわかりました。中には今まで全く聞いたこともない手法も多くあり、とても勉強になりました。内容を全て理解できたわけではありませんでしたが、自分の研究にも応用できる可能性のある解析方法を知ることができたなど収穫の多いセミナーでした。

地球惑星物理学講座 修士課程1年 毛利拓治



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